こんにちは。
Animals Life Savesのhikaruです。
大切な犬に首輪をつける方も多いと思います。
リードを伸ばせるようなものや様々な素材の首輪が販売されています。
そんななか、犬の遠吠え防止の首輪があるのをご存知でしょうか。
この首輪を着けると、犬が吠えにくくなるというものです。
一見便利に思えるこの首輪は、よく吠える事に困っている人にとってはもってこいだと思います。
しかし、この首輪には装置が取り付けられていて、犬が吠えた時の振動や吠えた声を感知すると電気が流れる仕組みになっています。
電気が流れると犬には当然ながら痛みが走ります。
この痛みを覚えさせることで吠えないようにするというものです。
メーカー側は安全性を考慮して微弱な電気が流れるようにしているようですが、犬にとっては拷問器具に等しいと思います。
微弱な電気は痛みが少ないとはいえ、犬にとっては相当なストレスになることは言うまでもありません。
事実、ヨーロッパではこうした首輪は危険だとされ危険視されています。
オランダの研究ではこの首輪をつけた犬は、他の犬よりも激しいストレスを感じやすくなり飼主とは電気ショックを利用することでしか関係が成り立たなくなったデータが出ています。
また、首輪が原因となり精神的に不安定になってしまった、ストレスにより脱毛や神経が過敏になってしまったケースもあります。
世界でも有数の愛犬大国とされるドイツでは既にこの首輪の禁止令が出ており、実際に逮捕者も出ています。
夜中に吠えてしまったり、たくさん吠えてしまったりと犬の吠えに悩んでいる方も多いと思います。
しかし、こうした首輪で強制的に黙らせるようなことはあってはならないことです。
犬と人間がパートナーとして長く良い関係を築いていくためにも、無駄吠え防止の首輪が日本でも禁止になるように願います。