こんにちは!
Animals Life Savesのmichiです。
東京湾。
近年は水質改善でかつて生息していた魚たちも戻りつつあると言いますが…
環境から見てみましょう。
東京湾の後背地の河川流域や沿岸には、約3000万人が暮らしています。
戦後、目覚ましい復興を遂げて来た東京ですが、その背後には工業立地や物流基地、港湾機能の拡張や拡大、ごみ処分や住居スペースを生み出すための埋め立て等々。
進展により、水質浄化機能や生態系を保っていた干潟たや藻場等の埋め立て。
工業排水や生活排水による水質汚染。
様々なかたちで傷付けられて来たのです。

そして、ご存じでしょうか?
1960年代まで、年間約19トンの漁獲高を誇っていたのです。しかし徐々に衰退し、今では約2トンにまで落ち込んでいます。
確かにかつて生息していた鰤や鰆も姿を見せるようになりましたが、
慢性的な低酸素状態と生活排水などの汚染水が生物の棲みかを奪っています。
せっかく回復してきても、細菌類の繁殖などで、海洋生物が中々定着しないしないのは、根深い汚染が一番の原因とされています。
2020年に東京五輪が控えている中で、東京湾を舞台にした競技も計画されています。
今、まさに海の環境を見つめ直さなければならない時期に来ています。
もう一度、かつての東京湾の姿を取り戻すために、
多くの生命体が輝ける場所にするために…。
本当の意味で、東京湾は生きるか死ぬかの瀬戸際にあります。
我々は日常の生活を見直し、海に流出する汚染物質を減らさなければなりません。
Animals Life Saves
michi