コウノトリの繁殖

こんにちは!

Animals Life Savesのmichiです。

コウノトリ。

幸運を運んでくる鳥として一躍有名になりました。

日本では1956年に特別天然記念物に指定されていますが、

国内ではかなり稀少な鳥であり、

世界的に見てもレッドリストに名前が記載されている鳥です。

元々は渡り鳥でロシアや中国を中心に生息し、韓国や台湾、そして日本にも渡来してきました。

江戸時代には北海道を除く、日本全国に生息していました。

理由としては、当時の日本は夏でもあまり暑くなかったこと、そして年間通して餌が確保できたことがあげられます。

こう思うと、環境破壊がどれだけ愚かなことかよく分かると思います。

明治以降になると、経済成長に合わせ、人の暮らしや食生活の変化により、乱獲が後を絶たなくなりました。

さらに戦争で棲みかのひとつである松の木が大量に伐採され、

挙げ句の果てには農薬の開発で、餌が減少。

どんどん追い込まれていったのです。

幸運を運んでくる鳥の棲みかを、追い払うかのように振る舞う人間たちの姿がありました。


戦後になると、兵庫県の但馬地方で人工繁殖が行われるようになりました。

この地では代々乱獲などが行われず、コウノトリに対する人々の関心が高かったこともあり、

保護活動が活発に行われるようになります。

当時棲みついていたコウノトリは、僅か十数羽。

かなりの窮地でした。

初めは上手くいかなかったものの、徐々に数を増やしていきました。

今では但馬から日本各地に巣立ち、

全国に300羽近くのコウノトリが生息しています。

動物保護活動では、

環境を守るだけでなく、保護活動と合わせることで命は守られ、増やすことができます。

こういった活動が、もっと積極的に行われ、

より多くの命が息を吹き返す場が増えていくことを願います。

Animals Life Saves
michi