去勢手術

こんばんは!

愛玩動物飼養管理士のKです。

昨日と一昨日に

いなば、ちゃお、ちゅーる、カリン

4匹の去勢手術を2日に分けて

動物病院で手術して頂きました。

先生ありがとうございました!

左いなば 右ちゅーる
ちゃお
カリン

皆んな無事に終わり一安心です。

去勢や避妊手術について

賛否両論あると思います。

私も元は自然の摂理であり手術も可哀想だから去勢や避妊などは反対でした。

ですが多くの事を知り考えた結果

保護活動には去勢と避妊は絶対に必要な事がわかりました。

多頭飼育崩壊というニュースや文を目にすると思います。

それは1匹のメス猫を飼い始め、避妊手術をせずに外に出してしまうと、外で妊娠してきます。

猫の場合、ほぼ100%近くの確率で妊娠します。

そして一度に3〜5匹産まれます。

そしてその子達を里親にださずにそのまま飼い始めてしまうとまた妊娠してしまう可能性が上がります。

メスは4〜6ヵ月ぐらいの仔猫でも妊娠します。

そして年に2回産む子もいます。

そうなるとどうなるのか?

あっという間に猫の数は増えてしまいます。

また、去勢、避妊手術は病院によりますが

1頭検査なども含め約3〜4万かかります。

1回目の出産で5匹産まれると避妊、去勢に10万円以上かかってしまうのです。

そうなった場合、金銭面の問題が生じてきます。

その為どんどん増え続け多頭飼育という環境が生まれ

また、ご飯代などが足りなくなってしまい

動物の命を危険にさらす状況となり

多頭飼育崩壊となります。

そうなると、今度は無責任な人間の安易な考えから多頭飼育崩壊が起こってしまった家に居た子たちは

保健所、愛護センターへと行くことになります。

そして、保護団体に引き取られて里親を探して貰える子。そのままセンターに居り殺処分されてしまう子。

と、わかれていきます。

動物にとって基本は同じ飼い主さんと一緒にずっと過ごしたいと思います。

動物は人間よりも愛情深いです。

その為、保護された子たちには

二度と同じ境遇の子が増えないよう、去勢、避妊が必要となってきます。

自分は気をつけてるから大丈夫。や

一匹しか飼わないし外にも出さないから大丈夫。

と思っていた方から多頭飼育崩壊の道が始まります。

どこで猫ちゃんが妊娠してしまうかはわかりません。

また、人間の安易な考えから

その被害を受ける猫ちゃん達の行く末は

飢餓してしまうか、保健所へ連れて行かれるか。となってしまうのです。

そういった事を考えた上で、どこで何が起こるかはわかりません。

間違えて外に出てしまった。なども、、

不幸な猫ちゃん達を増やさない為に

飼い猫ちゃんでも避妊去勢手術をしていきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

スパムコメント対策中 - H Speed WP